2016年 02月 25日
寿司の技術は1年で学べるか?について
久しぶりの投稿です。
2月はたくさんいろんなステージで演奏させていただきました。
それは長くなるので後日…
今日、興味深い記事を読んだので紹介させていただきたいと思います。
寿司の技術は1年で学べるか?
ざっくり言うと、テレビ番組でビートたけしさんと芸人の厚切りジェイソンさんが討論した「寿司の技術は一年で学べるか?」という事について書いています。
自分自身の楽器の習得や、レッスンに置き換えてもとても興味深い内容でした。
おそらく自分が感覚的には理解してることを、具体的に表現するというのはとても難しいことだなと、常に感じます。
今年に入ってからちょっと勉強し始めた事があって(寿司じゃありませんよ)、いろんな人に話を聞いたり、いろんな本を読んでたくさんの方の考え方に触れて、物事を学んで習得するという事や、または教えるという事の、大げさかもしれないけど本質的な事をとても考えるようになりました。
そうしていると自分が当たり前にしている事、ドラムを叩いたり、車を運転したり、日本語を話したりする事にも更に興味が湧いてきました。
この文でいうゲシュテルがテクネーに変わる瞬間を可視化する事は難しいと思いますが、この二つの言葉(または似たような言葉)に置き換える事で、自分自身にも、レッスンの際にも分かりやすくなるんだなあと感じました。
自分が教える立場だと、どうしても自分が始めにどこから入ったか、つまりどのマニュアルから練習し始めたかを考えてそれを伝えようとしてしまいます。
でも自分が学ぶ立場だと、どうやってそれを応用できるかばかりを考えてしまいます。
教える側は自分の経験に基づき、近道はないと考え、学ぶ側は一歩でも近道をしたいと背伸びする。
その背伸びをする事が大事なのですが。
教える事も学ぶ事も、なかなか答えが出ません。
でも、教えるためには自分が学び続けることが必要であるという事はこの10年で分かりました。
いろんなジャンルの、いろんな事を教えてる人達に話を聞いてみたいなあ。
by akira00328
| 2016-02-25 12:42