2008年 05月 21日
テリー・ボジオ
あっ!
ちょっと待って!
ドラムの話だからってブラウザ閉じないで!
たまにはさー、僕を通してさー、このブログを通してさー、ドラムの知識身につけるってのも悪くないんじゃない?
ほらほら、知りたくなってきたでしょ?
ほらー。テリーの話したくなってきたぁ~。
こないだ実家に帰ったときに、行きつけの楽器屋さんでDVDもらったんですが、これが本当にとんでもない。
テリー・ボジオは、フランクザッパやジェフベック、ミッシングパーソンズやブレッカーブラザーズ等での演奏が有名な超絶テク系のドラマーです。
まあ、説明より写真を見てもらったほうが早い。
まず、これがボジオのセットです。
要塞か!(トシ風に)
木琴か!(トシ風に)
でもね、本当に一個一個にマジックでCとかDとか音程が書いてあって、一個一個ばっちりチューニングしてあって、太鼓でメロディアスなプレイするんだよ!!
で、いただいたDVDは(写真が小さくて申し訳ないのですが)こちら。
僕も使っているDWというメーカーのエンドースドラマーの二人、テリーボジオとチャドワッカーマンがドラムデュエットするという内容です。
ずーっと見たくて、You tubeなんかでは見てたんですが、ついにフルサイズ見ちゃった。
延々と60分!!
俺は飽きませんでした。
俺はね。
ドラマー以外は10分でいいね。
でも普通ドラムデュエットって言うと、最初はまあお互いの様子を見つつも最後は結局ソロ掛け合ってドラムバトルになって終わっちゃえ!みたいな感が否めないのですが、これは違いましたね。
アンサンブルでした。
すばらしい。
お互いがお互いを生かしあって、空間を共有している。
空気がスムーズに流れていくのを感じました。
綺麗なんですよ。
ああ、伝え切れなくてもどかしい。
ボジオがチャドに胸を貸しているところもありつつ、チャドがボジオに敬意を払っている姿もプレイのところどころから感じ、でも決して遠慮はせず・・・
しっかし巧いね、二人とも。
単純に技術だけならチャドワッカーマンの方があるような気がするけど、ボジオはね、もう天才なんですよ、この人は。ドラム仙人だね。
奇才。鬼才だよ。
一つ一つのセンスとか、考えることが常人とは違う。
まったく固定観念が無い。
ドラムへの固定観念。
ハットはここにあって~ビートはエイトで~とかそんなのを一切取っ払ってるから・・・。
これだけシンバル並べて、ライドシンバルが一枚も無いんだよ。
信じられない。
ライドってのはドラマー右手側にあるリズムを刻むための重要なシンバルです。
なんかどうもまとまらず長くなってしまったのでそろそろ・・・。
まあ、ここまでくると半分ドラマーで半分ビックリ人間だって事です。
俺もビックリ人間、にはなりたくないけど、ビックリされる人間になるぞ!
YOU TUBEの映像置いておくので良かったら見てください。
↓
ボジオ、ツインドラムで大暴れ!の巻き