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ペンは剣より・・・使う機会が無い。

ペンを持つ機会が減ってきている。

こうして文章を作る機会は増えてきているのだが、どうにもペンを使って文字を書くと言う機会が少なくなっているのだ。

文章を作るときもキーボード。
何かを忘れないようにメモを取っておくときもワードパッド。
連絡の際も電子メール。

明らかにペンを使っていない。


普段の生活を振り返り、どんなときにペンを使っているか考えてみる。

譜面を書くとき。

書面にサインするとき。

名簿とかに丸つけるとき。

ホワイトボードになんか書くとき。


明らかに、ペンを使う機会が少ない。少なすぎる。
スティックのほうが、数十倍握ってる時間が長い。いや、ビールの缶のほうが…と、比べだすとキリが無いくらい少ない。

昔はそうではなかったはずだ。
何でも手書きでさ、タイピングより手書きのほうが早いって思い込んでた。
カタタタタタタタタ…ってタイプできる人は特殊訓練を積んだ人だって思ってた。

まあ、そんなことは良いんだ。
問題は、それに応じてどんどん字が汚くなってきていることである。
これが、耐え切れない。

字ってさ、丁寧に書けばきれいな字が書けるってわけでは無いじゃん。
バランスの問題であって、いくらきれいに書いてもそのバランスが崩れていたら美しくない。

高校のときからノートにその日あったことを書いたりしていたいわゆる日記的なものがあって、東京に出てきてからも毎日書いてはいたのですが、2年前くらいからは1年に一回ペース、タウンページ張りの更新率の低さ、その1年の流れを書き記すと言う全く当初の目的を忘れられた日記帳になっておりまして、今となってはまだ2007年の分も書けてはいないという放置っぷり。
以前は半年で一冊無くなっていたノートブックが、ここ三年はまだ一冊も消費しきっていないと言う苦戦っぷり。

今思うと、僕とペンとの良好な関係を維持してくれていたのはあのノートだった。
今となってはペンを持とうとすると、

「えーと・・・ここで良いんだっけ・・・?」

「ちょ、ちょっと!あんたどこ触ってんのよ!そこじゃないでしょ!」

「あれー?昔はここを握っていたような気がするんだけどなあ。。」

「ハァ・・・。」
(あたし、こんなはずじゃなかった。もっとあたしを輝かせてくれる相手がいるはずなのに、なんでこんな事になっちゃったんだろ。決めた。別れよう。このスッポン野郎。死ねばいいのに。)



俺とペンとの心の溝は、今や深まるばかりである。




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by akira00328 | 2008-06-03 17:33 | 日々のつっこみ

田中陽 ドラマー。


by akira00328
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